ひとりすたいる

おひとり様女子の生活について綴ります

デベロッパーでアクセントクロスを注文してはいけない理由

寝室をホテルライクにしようと、アクセントクロスの見積りを出してもらいました。

その見積り内容に納得出来ず、デベロッパーでアクセントクロスを注文するのは見送ることにしました。その理由についてまとめます。

 

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ホテルライクな理想のクロス

ショールームで確認したクロスの料金に比べ、約5倍の見積り!

 

壁紙は小さなサンプルで見てもイメージが違いそうなので、実際にショールームに出向いて大きなサンプルを確認してきました。

 

そこで選んだのが、ベルギー製のクロス。

1メートルあたり6,000円と、決して安くはない良質なクロスです。

でも、デザインや質感がとても豪華で、寝室に貼ったら一流ホテルのような雰囲気になりそうでした。

 

国産のクロスは、1メートルあたり1,000円のものもあります。その中で気に入るものがあったらラッキーですが、、、1メートルあたり6,000円。。。正直悩みました。

 

問題は価格面ですが、私の間取りでは7メートルで足りるとのこと。それなら42,000円です。施工費も考えて10万以内で収まるかな?と予想し、デベロッパーに見積もりを依頼しました。

 

すると、なんと20万円という回答が来たのです!!

 

壁紙に謎の料金加算と、産廃費用まで

10万くらいなら奮発してクロスを張るつもりで、ワクワクしていましたが、20万となるとさすがに引きました。だって、クロスは42,000円で買えるわけですから。

 

そこで担当のインテリアコーディネーターさんに内訳を聞いてみました。

 

すると全く返事がなく、「もしかして聞いてはいけないことを聞いたのかな?」と不安になってきた1週間後にやっと回答が来ました。

 

その内訳は

クロスの材料費 90,000円

施工費 65,000円

産廃費用 35,000円

諸経費(副資材・養生代)10,000円

合計20万円

とのことです。

 

海外のクロスは幅が国産のクロスの1/2なので、材料も施工費も倍になるそうなのですが、この製品は規格が国産と同じ幅であることは確認済みでした。

 その点も問い合わせたのですが、「海外製品なので弊社では海外料金です」とのこと。

 

産廃費用は、いったんオリジナルの壁紙を貼った後、それをはがしてアクセントクロスを貼るので産廃費用が掛かるのですね。。。ありえない無駄です。環境にも顧客にも配慮していないとしか思えません。

 

アクセントクロスは直接自分で手配して工務店を探すほうが良い

 

もちろんデベロッパーに依頼する安心感はあるでしょう。それでもここまで価格が跳ね上がるのではそんなメリットも吹き飛んでしまいます。

 

実家の壁紙を貼り変えたとき、地元の工務店で十分キレイにやってくれました。

海外製品だとそれにしても下地の処理に手間がかかるため、施工費が高くなるのですが、それにしてもデベロッパーで頼むほどではないと思います。

 

だって、、、それほど広くもない寝室の、たった1面の壁だけなのに、、、。

部屋全体ならともかく、アクセントの1面に20万は私の予算を完全にオーバーです。

 

デベロッパーの見積りは内訳を確認するか、他社と相見積もりをとるのが鉄則

アクセントクロスの高額な見積もりに驚いてしまい、発注予定のカーテンも実は市場価格より割高なのではないかと不信感を抱いてしまいました。

 

友人からは、「まだ発注しているわけではないから今からでも他を当たれば?」と言われました。そこで、同じマナトレーディングのカーテンを扱かっている業者さんを探し、電話で問い合わせをしました。

 

業界最安値を謳う業者さんでしたが、マナトレーディングの値引き率は20%が限度で、デベロッパーと変わらないとのこと。逆に、カーテンのタッセルを留める金具の施工費用が、職人を呼ぶためにデベロッパーより高くなってしまうと言われました。意外ですね。ここは施工業者ならではの強みがありました。

 

デベロッパーに依頼するインテリアオプションは、必ず相見積もりを取るのが基本だと学びました。価格の妥当性を納得したら、気持ちよく注文することができます。

 

 逆に、一概にデベロッパーが必ずしも高いというわけでも無かったので、最初から敬遠せずに見積もりだけでも取ることをお勧めします。

 

アクセントクロスに関しては、デベロッパーは納得できない料金設定でした。

これもデベロッパーによると思いますので、必ず材料費と施工費、その他の料金について内訳を確認しましょう!